漫画「絢爛たるグランドセーヌ」を無料で読む方法！漫画村・Zipで読むのは危険？

漫画「絢爛たるグランドセーヌ」はクラシックバレエをテーマにした漫画です。

舞踊史家・舞踊評論家として有名な村山久美子の作品になっています。

バレエを好きになり、仲間と切磋琢磨しながら成長していく主人公に心打たれる内容となっています。

この記事では、無料で漫画が読めるサービスも紹介していきます。

Contents

1 「絢爛たるグランドセーヌ」のあらすじ
2 「絢爛たるグランドセーヌ」を無料で読む方法
- 2.1 FODプレミアムを使用する
3 漫画村など違法アップロードサイトは危険？
4 まとめ

「絢爛たるグランドセーヌ」のあらすじ

特に目立ったところはないものの憧れからクラシックバレエに強い情熱を抱いている少女有谷奏が主人公です。

奏は町のバレエ教室で熱心に練習に励んでいました。

教室には実績と伝統が備わり、講師陣も実力情熱ともに十分でしたが、全ての生徒が成功できるわけではありませんでした。

かつて奏を魅了し師匠のような役割も果たしてくれた先輩、橘梨沙もバレエを断念せざるを得ない状況に追いやられてしまいます。

勝負どころでの失敗や故障、そして何より経済的な事情などが絡んでしまったのです。

（結局、梨沙は現役最後となる部隊で素晴らしい演技を見せ、奏にもバレエの真髄を見せつける形になりました）

お金がなければバレエを続けることができない・専門的なフォローが難しいなどのクラシックバレエ界の現実が如実に描かれているのが本作の特徴です。

「音楽」や「スポーツ」であればほとんどの学校に部活動があり、また専門的に技術を学べる大学や専門学校がたくさんあります。

教える側の講師などのポストも多いのですが、歴史と実績があるクラシックバレエの世界は、本格的な「科目」や「部活」の枠に入り込むことが非常に少ないです。

練習を続けるには民間のスタジオに高額な月謝を払う必要があるため、家庭に対して相当な負担にもなってくるわけですね。

同じくバレエを描いた名作に「昴」シリーズがありますが、「昴」では主人公と「家庭」の断絶がメインテーマでした。

本作ではより一般的な「障壁」を示しているとも言えるでしょう。

また、本作では各キャラクターの骨格から所作に至るまで、徹底してバレエに関する理解と情熱を下敷きにしており、その演技のスゴさが伝わってくる部分が非常に熱いです。

極めて独特で難しいバレエの技法、その習得の大変さや「気付き」の重要さを経験したことがない読者にも分かりやすく伝えるのは本当に難しいことです。

そうした蓄積があるために本作は、単なるスポコンや人間ドラマを描いた作品でなく、本格派のバレエ漫画として成立しているのだと思います。

昔バレエをやっていた方はもちろん、やりたかったけれども結局始められなかった方にもオススメできる非常に完成度の高い一作だと思います。

「絢爛たるグランドセーヌ」の感想まとめ

「絢爛たるグランドセーヌ」に関する感想・口コミをまとめていきます！

読むか悩んでいるという方は必見です。

「もっと積極的に人と交わってみようよ」「もっと頑張って上を目指そうよ」
と言ってくる。内容的には派手な巻ではないけれど、成功に近づける（かもしれない）方法をさし示してくる。「例えば、どんなに才能があっても誰も気付かなければ何もないと同じ」
「反対に、才能が無くても誰かが見てくれれば助けてくれるよ」を強く感じる巻だった。
ところで、私はこのマンガ（10巻ではなくて）でバレエを大好きになり、そして、わずか一か月の間に
「眠れる森の美女」と「くるみ割り人形」を観ることになった男性です。

バレエの世界なんて全く知らないおっさんですが、楽しく読んでいます。

最新刊まで読みました。見所はなんといっても奏のポジティブな姿勢。
バレエ漫画はドロドロした部分がきついことがありますが、こちらは読んでいて本当に心地好い。
「学ぶこと」の天才がどこまで成長するのか出来るなら何十巻と続いて夢の舞台を読者としてはぜひ観たいです。

最高に素敵な読了感でした。バレエについてよく取材しているところが随所にみられて、キャラクターも個性あふれています！主人公のバレエ熱にこちらが燃えてしまうこともあります。バレエ好きだ！時間を惜しんでバレエをしている奏。バレエが心から好きだからDVDや雑誌を買って読んでいる姿はとってもリアルです。奏が成長するのを見守りたい親の気持ちになります。いいなあこんな子がいたらと思います（また、お金の話がリアルにちょくちょくでてきて、共働きでも大変な金額なので、もし持ったとして応援できるかという点も含めて、徐々に親の気持ちになってしまいます）