「スミカスミレ」を徹底レビュー！ネタバレ・あらすじ・感想まとめ

「スミカスミレ」は、テレビドラマ化された作品です。

主人公は、女子高校生の如月澄でこの物語のヒロインです。

見た目は女子高校生であるものの、実は主人公である、如月澄の中身の年齢は還暦を迎えています。

ある事情があり、青春をやりなおしたいと言う思いを抱いてた如月澄。

その願いをかなえてくれる、不思議な出来事が起こります。

17歳の少女に戻った如月澄がおくる、妖怪ファンタジーです。

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「スミカスミレ」のあらすじ

主人公は女子高校生の如月澄。

見た目はかわいらしい17歳の少女の姿をしているものの、実は中身は還暦を迎えた60歳の女性です。

なぜ、そんな不思議な現象が起きたのかといいますと…

主人公の如月澄は、祖母の介護と家事を理由に高校を中退することに決めます。

その後、父親の介護それに続き母の介護、それからは家族の介護と続きます。

気づけば、自分の人生を費やしてしまい、時は流れ60歳になっていました。

母親の葬儀を終えた、如月澄は昔のアルバムを探していた時の出来事です。

その最中に、昔自宅に飾っていた黒猫が描かれた古い屏風を見つけます。

不注意から、如月澄は、その屏風の縁で手をけがしてしまいます。

その血が屏風に飛びついてしまいます。

ですが不思議なことに、飛びついてしまった血痕は跡形もなく消え去ってしまいます。

不思議に思いながらも、自分の気のせいだと思い、如月澄はそれ以上模索しようとはしませんでした。

その不思議な出来事が起きた日の夜のことです。

主人公の如月澄のもとに、黎と名乗る黒猫が現れます。

そして、主人公の如月澄が、黒猫の黎の封印を解いたと話します。

封印を解いてくれた主の願いをかなえると申し出てきます。

その時、主人公の如月澄は、自分の人生を思い返しました。

苦労ばかり歩んできたことに気づきます。

如月澄の口から出てきた願いは、「青春を楽しんでみたい」という思いでした。

黒猫の黎は、その願いを聞き入れました。

主人公である、60歳の如月澄の肉体を17歳の姿へと若返らせます。

ただし、この願いは、他の物語に出てくる、ランプの魔神やドラゴンボールの神龍がかなえる時のように完璧なものではありません。

黒猫であり、化け猫である黎の生気を分け与えることによって、実現するものでした。

黒猫の黎の生気によって、若返ることができた主人公の如月澄は、新たに如月すみれとして、青春を楽しむことを決意し、本当の意味での物語がはじまります。

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「スミカスミレ」の結末は？

黒猫の黎によって、願いがかない若返ることができた、如月澄（かすみ）は、学校生活を送りはじめます。

生きてきた60年もの間、恋愛らしいことはしたことはなく、彼氏がいたこともない、かすみ。

クラスの人気者の男子と急接近し恋の予感、そこから恋に進展が見られます。

それを見守り続ける黒猫の黎の存在がありました。

それから、大学生、社会人へと歩み続けます。

成長と変化の中で、揺れ動く恋の行方とは…

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「スミカスミレ」の感想まとめ

主人公の如月澄（かすみ）は、思いやりがあり今まで自分を犠牲にしてまでも、介護にはげみ親孝行をしてきました。

そんな主人公・如月澄（かすみ）の姿を見ているので、願いがかなったからには、青春を思い存分楽しんでほしいと願う読者の声も多かったです。

学校を通っていく中で、恋をしていきますが、それを見守っている、黒猫の黎の存在も気になる存在です。

そして、物語が進んでいくごとに、主人公の如月澄（かすみ）の姿も高校生から社会人へと進んでいくので、飽きずに最後まで楽しむことができる内容です。

普段あまり少女漫画は読まないのですが、一巻のワイワイ感が楽しくて、次巻に手を伸ばし、気がつけば一気に最新刊まで買ってしまいました。主人公もヒーローも、嫌味がなくいい子なので気持ちよく読めます。